相続放棄をお考えの方へ
1 相続放棄は弁護士にご相談ください
相続する遺産の中に、プラスの財産よりもマイナスの財産の方が多く含まれている場合、それを引き継ぎたくないという理由から、相続放棄を検討される方もいらっしゃるかと思います。
相続放棄をすると、一切の財産を引き継ぐことができなくなりますので、慎重な判断が求められます。
相続放棄をすべきかどうかを含め弁護士が相談にのらせていただきますので、まずは一度ご相談ください。
2 相続放棄の手続きについて
相続放棄は裁判所に申立てをする手続きで、期限が決まっています。
期限内に、相続財産の全容を明らかにして、相続すべきか、放棄すべきかを決めなければいけませんし、相続放棄をする場合は、手続きに必要な資料を集めなければいけません。
限られた時間でこれらを行うためには、無駄を省き効率よく的確に進めていくことが大切ですし、相続放棄をすべきかどうかの判断をするためには法的な見解も求められます。
また、相続人が相続財産の一部を処分してしまった場合などは、単純承認したとみなされ、相続放棄ができなくなるおそれがありますので、注意が必要です。
相続放棄で後悔・失敗することのないように、まずは早い段階で相続放棄について弁護士に相談することをおすすめします。