「任意整理」に関するＱ＆Ａ一覧

借入情報をまとめておくと債務整理の相談がスムーズに

弁護士や司法書士などの専門家に債務整理の依頼をする際には，事前に自分で借入に関する情報についてまとめておくと手続がとてもスムーズになります。

このとき注意しなければならないのが，今まで取引きをしたことがある全ての貸金業者についてリストアップしておくということです。

貸金業者というのは，消費者金融（サラ金）だけではなく，銀行から借り入れた分や，クレジット・ショッピングカードなどから借り入れした分も含まれます。

これらは全て債務整理をする際に対象になるため，きちんと把握しておくことが大切です。

債務整理をしたあとに，忘れていた借り入れ先などがあると返済計画などがうまくいかなくなってしまいます。

なお，現在すでに全額を返し終わっている貸金業者についてもリストアップしておいた方が良いでしょう。

そのような業者で，もし法定金利を超える率の金利で借入れをしていたことが判明したときには，過払い金返還請求ができる可能性があるからです。

債務整理の相談の前に主にまとめておくことというのは，契約年月日や借入れの金額，金利が何パーセントか，連帯保証人がいるかどうか，いるとして誰であるか等です。

詳しく分からなかったり，書類が見当たらないといった場合には，弁護士の方から債権者に問い合わせることで補えます。