弁護士は,法律関係の仕事を行うことはできますが,税金関係の仕事を行うことはできません。
たとえば,税務署が調査に入った場合に,弁護士が立ち会うことができるかというと,できません。
これは,法律上,弁護士は,税理士の仕事ができないとされているからです(税金に関する詳細な知識がないからということもありますが)。
弁護士が税理士の仕事をするためには,まず,税理士名簿に登録しなければなりません。
ちなみに,お金の話をすると,日税連の会費(年額8万4000円),支部の会費等を支払う必要があります。
その他にも様々な費用負担がありますので,仕事上の必要がなければ,あえて税理士登録をするメリットもないかもしれません。