死亡時の損害賠償
ご家族が死亡事故に遭われた場合,被害者の損害は,相続人が請求することになります。
ご家族が突然の交通事故でお亡くなりになられた場合,残されたご家族の心の痛みは計り知れません。
また,ご家族を亡くされた直後は葬儀や死後の対応に追われてしまうことが多いでしょう。
死亡事故の場合は,保険会社もそのようなことに配慮して,通常は四十九日が過ぎた頃に,示談の話を始めることが多いようです。
また,加害者が起訴されることもありますので,この場合,刑事裁判もにらみながら,示談交渉を進めることになります。
死亡慰謝料は,事故の状況や,被害者の年齢や家族構成等の事情によって決められます。
加害者が飲酒運転や無免許運転をしていた等の場合には,慰謝料が増額される可能性もあります。
個別の対応については,できるだけ早い時期に弁護士にご相談されることをお薦めします。
逸失利益の計算のしかた(後遺障害等級・死亡事故) 交通事故被害者の入通院慰謝料の計算方法