三重で交通事故についてお悩みの方へ

交通事故の過失割合とは、発生してしまった交通事故に対する当事者の責任の割合のことをいいます。

一方当事者の過失割合が４、多方当事者の過失割合が６といった場合には、それぞれ、その事故に対する責任を４割、６割負担するべきということになります。

過失割合に応じて、損害賠償額が異なるため、交通事故が発生してしまった際には、過失割合には特に注意が必要になります。

たとえば、交通事故によって怪我をして病院等で治療した場合、交通事故の加害者である相手方が治療費の全額を負担するべきだと考える人もいらっしゃいますが、怪我をして治療した方にも過失がある場合には、治療費の請求分が、過失割合に応じて減額されることになります。

交通事故の現場において、通報等を受けて駆け付けた警察官が過失割合に言及することがあります。

しかしながら、あくまでその警察官の見解であり、警察官の過失割合に関する言及が過失割合を決定するわけではありません。

たしかに警察官は一般の方に比べると職業柄交通事故に関する勉強をしているでしょうし、事故現場の経験も豊富であると考えられますが、上記のとおり、過失割合を決定するものではありませんので、その意見を鵜吞みにすることには注意が必要です。

交通事故の過失割合を決めるのは、示談や和解であれば当事者同士、裁判で判決が下される場合には裁判官です。

交通事故の過失割合は、これまでの裁判例の蓄積から、あるケースでは過失割合はこの程度という、ある程度の類型化が図られていますので、実務上はそれを参考に決めることが多いです。

過失割合は、当事者同士で見解が分かれることが多く、事故後に揉める原因の一つとなります。

スムーズな事故解決、適切な賠償金の獲得のためには、交通事故に詳しい弁護士に相談することが重要といえるでしょう。

三重県にお住まいで、交通事故の過失割合で揉めてしまったという場合には、できる限り早い段階で弁護士法人心までご相談ください。

交通事故の被害に遭ってしまった場合には、基本的には、弁護士に相談することをおすすめします。

保険会社とのやり取りや、適切な損害賠償金の算定は、交通事故に関する法律に精通していない場合には難しいことが多いため、交通事故に詳しい弁護士に相談することが大切でしょう。

以下、特に、相談・依頼した方が良いケースについてご説明します。

交通事故でケガをしてしまった場合は、治療費の問題やケガのために仕事や家事ができなかったなどの逸失利益の問題が生じることがあります。

損害賠償を請求するにあたって、これらの問題は争いになることが多く、できる限り早い段階で、弁護士に相談をすることが大切といえるでしょう。

交通事故の損害については、本人に代わって保険会社が示談交渉などをすることがあります。

しかし、あまり知られていないことですが、過失が０の場合には、保険会社が本人に代わって示談交渉などをすることができません。

そのため、過失がない場合には、弁護士を活用して相手方の保険会社との示談交渉等をすすめてもらうことが大切でしょう。

加入している任意保険に弁護士費用特約が付いている場合、弁護士費用をその保険で賄うことができる場合があります。

そのため、加入している保険に弁護士費用特約が付いている場合には、弁護士に相談・依頼をして適切なアドバイスをもらうことをおすすめします。

相手方保険会社から提示される示談金額に納得できない場合には、弁護士に相談してください。

弁護士が入って相手方保険会社と交渉することで、示談金額を増額することができる可能性があります。

三重にお住まいの方で、交通事故の被害に遭ってしまって、今後の見通しや示談などに不安をお持ちの場合には、弁護士法人心までお気軽にご相談ください。