過失相殺とは

過失相殺とは

過失相殺とは、事故の状況によって、被害者側にも過失が認定され、損害賠償の際に賠償額が減額されることを言います。

実際に交通事故では、一方的に加害者のみに非があると認定されることは少なく、被害者にも過失があると認定されるケースが多いと言えます。

仮に被害者に１０００万円の損害額が発生している場合、被害者の過失割合が２割と認定されると、８００万円しか受け取れないことになります。

過失相殺の判断は、過去の裁判例を元に作られた基本事例に準拠して行われます。保険会社もそれを元に、過失割合を主張してきます。

しかし、過失相殺についても、保険会社や加害者側の弁護士の説明が必ずしも正しいわけではありません。

当事務所では、被害者の立場で適切な過失相殺の割合を計算し、適切な額の損害賠償金を受けとれるようにしていきます。